「また蜂の巣が作られてる!」
「どうして何度も巣が作られるの?」
「蜂の巣を予防する方法が知りたい…」
こんにちは!
みんなのハチ駆除屋さんのスタッフ、日向と申します。
あなたは何度も作られる蜂の巣にお困りではないでしょうか?
毎年毎年蜂の巣が作られると「またか!」と嫌になってしまいますよね。
何より危険ですし、怖い思いをしながら生活するのは窮屈なはず。
みんなのハチ駆除屋さんにも、「なぜか毎年巣が作られる…」といったお客様からの駆除相談が多く寄せられているんです。
危険な蜂の巣が作られる前に、どうにか先に手を打っておけないものか?と思いますよね。
実は、蜂の巣の予防は意外とお金がかからずカンタンにできるんです。
この記事では予防に適した時期と予防方法、おすすめの予防グッズを詳しくお伝えしていきます。
しっかり予防して、あなたやご家族の安全を守りましょう。
この記事で、蜂の巣の予防に関するお悩み解決のお手伝いができれば幸いです。
それではまいりましょう!
※もし今、巣が作られている場合、これ以上巣が大きくなるのを止めることはできません…。
根本的に解決するには駆除が必要です。安全に駆除をお任せしたい!という方は、みんなのハチ駆除屋さんへお気軽にご相談いただければと思います。
蜂の巣駆除の料金・到着時間はこちらのページにくわしく記載しております。
蜂の巣の予防を行う前に、まず予防に適した時期をチェックしておきましょう。
蜂の巣の予防は、4月〜5月頃までに行っておくことが重要です。
なぜなら、女王蜂が冬眠から目覚めて巣作りを始めるのがこの時期であるため。
女王蜂は、はじめは単独で巣を作ります。
そのため女王蜂の巣作りさえ防止できれば、その後巣が作られることは無くなるというわけです。
ただ、蜂の種類によって営巣時期は異なります。
6月〜7月頃まで巣作りを行う種もあるため、5月に行った巣作りの予防策を7月頃までは継続すると安心です。
また、蜂の種類や気候によっては3月末頃から活動し始めるケースもあります。
不安な方は、少し早めの3月頃から予防を始めるといいでしょう。
一方ですでに巣が作られ始めている場合は、4〜5月でも「予防」は難しいものです。
作り始めの巣は比較的カンタンに駆除できますが、決して安全とは言い切れません…。
自分で対処するのが不安な場合や、手の届かない場所などは業者へお任せしましょう。
※賃貸物件にお住まいの方は、予防作業を行う前に大家さんや管理会社さんへの確認が必要です。
なぜなら、稀なケースではありますが「勝手に何してるんだ!」とトラブルが起こる可能性もあるため。
蜂の巣予防は大家さんの方で対処してくれることもあるので、これからお伝えする予防方法を行なって問題ないか確認を取っておきましょう。
「なんで毎年同じところに巣ができるんだろう」
「どうしてウチだけ狙われるんだろう」
何度も巣が作られるお家は、蜂にとって「巣を作りやすい環境」が揃っているのかもしれません。
蜂が巣を作るのは、雨風を防ぎやすく、敵に狙われにくいところです。
具体的には、次のような場所に蜂の巣が作られやすい傾向があります。
初期の蜂の巣はもろく、天候やほかの昆虫の影響で巣作りに失敗するケースがたくさんあります。
そのため、なるべく外部からの刺激を受けにくい場所に巣を作るんですね。
環境を変えることは難しいため、蜂を近づかせないよう対処することで蜂の巣を予防しましょう!
蜂の巣の予防方法には、大きく分けて3種類あります。
それぞれ効果やリスクが異なるので、一つずつ解説していきますね!
必要なグッズやおすすめの商品も一緒にお伝えしているので、ぜひ参考にしていただければと思います。
蜂の巣の予防方法一つ目は、巣が作られやすい場所に蜂が嫌がる薬剤をまいておく方法です。
先ほど、何度も巣が作られる理由は「巣が作られやすい環境になっているため」だとお伝えしました。
このような場所に蜂の苦手なニオイのもの(殺虫剤や木酢液)を置いておけば、蜂が寄り付かなくなります。
嫌なニオイがする場所にわざわざ巣を作ろうとは思わなくなる、というわけなんですね。
殺虫剤・木酢液の使い方や効能はこのあと詳しく解説していきます。
殺虫スプレーはその名の通り「殺虫効果」のイメージがあるかと思います。
ただ、殺虫効果に加えて予防効果が期待できる製品も数多く販売されているんですよ。
蜂の巣の予防効果がある殺虫スプレーを、先ほどお伝えした巣が作られやすい場所に吹きかけておきましょう。
スプレーは、かけた場所がしっかり濡れるくらい(1箇所あたり5〜10秒間)噴射するのが望ましいです。
殺虫スプレーの効果が持続するのはおよそ2週間。
2週間に1回は、あらためて巣が作られやすい場所にスプレーしておきましょう。
また、雨の日は噴射した薬剤が流れてしまうため、雨上がりにもう一度スプレーしておくようにしてくださいね。
ただし、お庭で植物を育てている方は注意が必要です。
このような殺虫スプレーは、使い過ぎると植物に対して悪影響をもたらす可能性もあります。(枯れ・冷害など)
お庭で植物を育てている方、また殺虫スプレーの使用に抵抗がある方は、次に紹介する木酢液を使った予防方法をおすすめがおすすめです。
蜂の巣予防には木酢液も効果的です。
木酢液とは、木材や炭を燃やした時に出る水蒸気・煙を冷却してできる液体。
焦げ臭いツンとした刺激臭が特徴的です。
蜂はこのような刺激臭を嫌がるため、木酢液を使うことで寄り付かなくなります。
木酢液を選ぶ際は、精製・蒸留されたものではない純正のものを選ぶようにしましょう。
使い方としては、ペットボトルの中に木酢液を入れ、軒下や庭木など巣が作られやすい場所に吊るしておくことが効果的です。
そのまま使用するとかなりニオイが強烈なので、水で1:1に薄めて使用してください。
スプレーボトルに入れて巣が作られやすい場所に噴射しておくのも効果的ではありますが、木酢液はなんせニオイの強い液体です。
軒下やベランダなどに吹きかけるのは抵抗がある方も多いかと思いますし、実際ニオイが残るのも嫌ですよね。
ベランダに干していた洗濯物が触れてしまい、ニオイが移る事も考えられます。
ですので、生活に支障をきたさないという意味でも、ペットボトルに入れて使用するのがおすすめです。
雨が降ると、水がいっぱいになっていたり溢れていたりする可能性があるため、こちらも雨上がりにはもう一度新しい木酢液を設置してください。
ちなみに、同じく薬剤を使う予防方法として「農薬を撒く」といった方法もあります。
しかし農薬を個人で入手するのは難しいですし、一般の方が扱うのは危険です。
安全面や手軽さを考えても、殺虫スプレー・木酢液での予防をおすすめします。
実は蜂の巣予防は、水を撒くだけでもある程度の効果が期待できます。
というのも、蜂は乾いた場所に巣を作る傾向があるため。
蜂は湿気のある場所を嫌うんです。
ただ、水を撒いてもすぐに乾いてしまうため、あくまで応急処置として使いましょう。
蜂の巣の予防方法二つ目は、蜂トラップを設置して初期の巣作りを行う女王蜂を捕まえる方法です。
蜂トラップとは、誘引液のニオイにつられてやってきた蜂をトラップの中に閉じ込め、出られないように捕獲してくれるアイテムのこと。
このようなトラップを設置しておくだけで、蜂の巣が作られるのを予防できるんです。
そもそも蜂の巣は、女王蜂が1匹のみで作り始めます。
そのため女王蜂さえ捕まえてしまえば、その後作られるはずだった蜂の巣の発生を食い止められるんですね。
ただし蜂の巣予防にトラップを使う場合は、巣作りが始まる4月頃まで設置し、それ以降は撤去するようにしてください。
蜂の活動がピークになる7月以降に使用すると、たくさんの働き蜂もトラップに寄ってくることになります。
わざわざ危険な蜂を寄せ付けてしまうため、刺されるリスクが急激に高まることに…。
蜂トラップはあくまで「女王蜂を捕まえて巣作りをストップさせる」ためのもの。
うじゃうじゃ飛んでいる蜂をむやみに捕まえるものではないので注意しましょう。
最近、毒エサタイプの蜂の巣駆除剤が発売されているようですが「生態系を壊す危険がある」として物議を醸しています。
(参考:「「巣撃滅」は強力すぎる? 対スズメバチ新商品巡り騒動」朝日新聞デジタル)
巣を作らせないような予防、蜂を寄せ付けないための対処は、身の安全を守るためにも大切なこと。
しかし無闇やたらに巣を根絶させようとするのではなく、あなたやあなたのご家族、近所の方などに危険がおよぶ範囲に巣ができた場合のみ駆除を行いましょう。
ベランダや軒下、庭などよく出入りする場所に巣が作られてしまった場合は、みんなのハチ駆除屋さんへお気軽にご相談ください。
刺される被害が出る前に、安全に対処します。
蜂の巣駆除の料金・到着時間はこちらのページにくわしく記載しております。
蜂の巣の予防方法三つ目は、巣が作られるのを物理的に防ぐ方法です。
やや手間はかかってしまいますが、徹底的にブロックしたい方は検討してみてください。
蜂の侵入を物理的にブロックするには、防虫ネットを設置するのがいいでしょう。
ベランダや換気扇フードなど、蜂が入って来やすい場所に防虫ネットを取り付けてください。
網目は蜂が通り抜けられない程度の大きさ(〜1cm程度)であれば問題ありません。
防虫ネットは、括り付けるかコーキング剤(接着剤)を使って取り付けましょう。
ただし高い場所での作業の場合は、落下・怪我の危険があります。
不安な方は、ネットの設置ではなく殺虫剤などでこまめに対処するのがおすすめです。
また、室外機に巣が作られやすい場合は室外機専用のカバーを使いましょう。
冬〜春の間の時期など、室外機を使わない期間はカバーをかけて蜂の侵入を防いでくださいね。
わざわざカバーを買うのはちょっと…という方は、ゴミ袋でもOK。
室外機がすっぽり入るくらいの大きさのゴミ袋を被せて、下の部分をガムテープでしっかり密閉しておいてください。
蜂の巣予防には「ダミーの巣」もある程度効果があるとされています。
今年もアシナガバチが巣を作る場所の偵察に来ました。巣を作らせない方法として成功したのはこれ。巣に見立てた物を吊るす。先約が居ると思わせるそうです。薄荷も試したけど効果なかったので、ネットで調べたらこれが出てきました。
— sakiko@ゆっくり中 (@sakikob_w) April 12, 2018
今のところ毎年成功しています。 pic.twitter.com/zGmVGBtcEW
これは、蜂に「先客がいる」と思わせて、その場所に巣を作らせないようにする方法です。
ダミーの巣の作り方は簡単。
新聞紙と紐を用意し、次の3ステップで作ってみましょう。
ダミーの巣を使う方法は「効果があった!」との声が多いです。
一方で、生物学的に「蜂は先に巣がある場所には巣を作らない習性がある」ことは確認されていません。
そのため、確実に巣を予防できるとは言い切れないんですね。
ただカンタンにできる方法ですので、とりあえずお金をかけずに予防しておきたい!という方はぜひお試しいただければと思います。
さて、ここまで蜂の巣の予防方法を詳しくお伝えしてきました。
4月〜5月の時期にしっかり予防しておけば、蜂の巣が作られるリスクは格段に下がるはずです。
ただし蜂の巣予防は、一回対処しておけばOK!というわけではありません。
蜂の巣の予防効果を高めるために、以下を行うようにしてください。
予防策を行なった後は、定期的な見回りで「巣が作られていないか?木酢液や誘引液が減っていないか?ネットは破れていないか?」を確認しましょう。
蜂は、巣作りの場所として人通りが少ない場所も好みます。
使っていない物置なども定期的に掃除し、綺麗な状態を保つようにしてください。
また、余計な葉を落としておくことは巣の早期発見につながります。
蜂の巣は夏になると急激に大きくなるものです。
大きくなった巣に気づかず近づいてしまい、うっかり刺されてしまうことも。
蜂の巣は小さければ小さいほど危険性が低く、駆除もしやすいです。
早い段階で対処するためにも、巣を見つけやすい状態を作っておきましょう。
「せっかく蜂の巣予防をしていたのに、また巣が作られた!」
「いつの間にか巣ができていた…」
予防していたにも関わらず蜂の巣ができてしまったら、かなりガッカリしてしまいますよね。
でも、まだ巣が小さい段階であれば駆除もカンタンですのでご安心を。
蜂の巣を発見したら、まずは巣から離れて自分で駆除するか、ハチ駆除業者にお願いするかを検討しましょう。
6月頃までの小さい巣(10cm程度)なら、ご自身でも駆除できます。
防護服・殺虫剤を用意して、夜間に駆除作業を行いましょう。
(▶︎蜂の巣の駆除方法を確認する)
しかし、7月以降の大きくなった巣を自分で駆除するのは本当に危険です。
とくに危険性の高いスズメバチの場合は、刺された場合命に関わることも。
危険な巣の駆除はムリして行わず、プロにお任せすることをおすすめします。
とはいえ、そうなるとどうしても気になってくるのが駆除料金ですよね。
蜂の巣駆除の料金は巣の大きさや蜂の種類によってさまざまですが、おおよその相場として1万円〜はかかると考えておくといいでしょう。
また、巣が大きくなれば危険度が段違いに増し、駆除の料金は跳ね上がってしまいます。
依頼時期が早ければ早いほど料金を抑えられるため、料金が気になる方はとくに早めの依頼がおすすめです。
みんなのハチ駆除屋さんでは、危険なスズメバチの巣や対処が難しい場所にある巣も駆除対応しています。
アフターフォローとして再発防止策も行いますので、徹底的に駆除したい!という方はお気軽にご相談くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます!
蜂の巣予防について、悩み・疑問は解決されたでしょうか?
この記事では「蜂の巣を予防したい!」と考えている方のために、以下のことをお伝えしました。
蜂の巣の予防は命を守るために大切な作業です。
少し面倒に感じてしまうかもしれませんが、安全のためにも4月〜5月までに行っておきましょう。
また、もし巣が作られてしまったら早めに対処することが重要です。
「面倒だから」と放っておくとあなたやご家族が刺されるリスクが高まりますし、ご近所さんに被害が及ぶ可能性もあります。
もし「自分では対処できない」と感じたら、みんなのハチ駆除屋さんにお気軽にご相談くださいね。
ハチ駆除のプロが素早く対応させていただきます。
蜂の巣駆除の料金・到着時間はこちらのページにくわしく記載しております。
ここまではみんなのハチ駆除屋さんの日向がお伝えしました。
蜂の巣を予防して、安全にお過ごしいただけることを願っております。
この記事を監修したハチ退治の専門家
日向 準(ひむかい じゅん)
蜂の巣予防は、巣が作られる前までに行っておくことが重要です。蜂の嫌がる環境を作って、巣作りを防止しましょう!
すでに巣が作られていた場合は、駆除業者などに相談してくださいね。
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